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12月院内勉強会 歯周病について

2023年2月7日 カテゴリ:かみなか歯科クリニック 院内勉強会

こんにちは✨

歯科助手の木山です!

12月のセミナーは「歯周病」について院長からお話ししていただきました✨

歯周病とは

細菌感染によって引き起こされる炎症性疾患で歯の周りの歯茎や歯を支える骨などが溶けてしまう病気です。

歯周病には自覚症状がありません💦

⚠️歯周病がすすむと…

・食べ物が噛みにくくなる

・歯茎が腫れて痛くなる

・口臭が出る。

・歯が抜けてしまう。

などの症状がでます。

⚠️全身の病気にも繋がります。

歯だけの問題ではありません。

脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、誤嚥性肺炎、認知症、早産などの病気の発症や悪化にも関わります。

歯周病の一番の原因は歯に付着するバイオフィルム(プラーク)です。

バイオフィルムとは細菌の塊で虫歯菌や歯周病菌などのさまざまな細菌が1mgの中に数億から数十億個潜んでいます。

細菌が集まり増殖した膜状のもので細菌が外部の刺激から身を守る為に作られます。

バイオフィルムは除去されず放置すると歯茎が炎症を起こします。

バイオフィルムは食後8時間後から歯の表面に細菌が付着して仲間を増やしていきます。

そこから48時間後に菌が急成長し、72時間後には完全なバイオフィルムになります。

バイオフィルムの除去は歯磨きだけでは完全に落とすことが難しいので、クリニックでの専用の機械を用いて清掃を行うのが効果的です。

 

また歯周病菌の中でもレッドコンプレックスと言われる3菌種は危険で、

 

特にPg菌がいると歯周病になりやすく悪化しやすいと言われてます🦠

Pg菌は血液を栄養にしているので、歯茎から出血が出ているなら何千何百万倍にも増えていきます。

Pg菌は歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)の奥深くに住んでいて、歯ブラシでは届きません。

歯周病はもちろん、虫歯などの自覚症状がなくても、定期検診をおすすめします😊

専門的なクリーニングを受け、お口の中を守りましょう🦷✨