医院ブログ
Blog10月院内勉強会(小児歯科について②)
2021年11月20日 カテゴリ:かみなか歯科クリニック 院内勉強会
こんにちは😊
受付・助手の小山です✨
すっかり街もクリスマスモード🎄になってきて、わくわくする季節になりましたね❤️
今回の医院セミナーでは「口腔習癖があたえる口腔機能への影響」について学びました✏️
口腔習癖とは・・・?🤔💭
乳幼児期から家庭環境や生活習慣の中で教わったりまねしたりしながら獲得される癖のことで、代表的なものでは、
・指吸い
・おしゃぶりの長期使用
・口呼吸 口唇閉鎖不全
・咬唇癖
・舌癖
・咬爪癖
などがあります。
これを見ていると小さいお子様がいらっしゃる方なんかはドキっとしますよね😅
私もその1人です😅笑
乳児期の指吸いなんかは可愛くて、しているだけで癒されていたのに、まさか何か悪い影響があるの!?と思いますよね💦
しかし大丈夫です☺️✨
乳児期の指吸いは自然な行動であり、むしろ口の動きを学習するのに良い行動なのです👍🏻✨
目安としては2歳付近〜3歳頃にやめていれば問題ありません❗️
学童期まで継続してしまうと、歯列や咬合への影響がでてきてしまうので注意が必要です😵
口唇閉鎖不全とは、
お口の周りの筋肉の発達が弱く、口がポカーンと開いた状態のことです。歯列咬合の異常や、口が乾くことからう蝕・歯肉炎をおこしやすくなるこどがあります。
咬唇癖は、多くの場合は下唇を咬んでおり、保護者の方や本人も気づきにくい癖です🙌🏻💦
なぜ気づきにくいかというと、本人も意識的にしているわけではなく、1つのことに集中している時や、考えごとをしている時など、無意識に行なっていることが多いからです😵
下唇を上の前歯で咬む場合は、上顎前突の原因になることがあり、前歯の角度がついてしまうこともありますので注意が必死です😵
気づきにくい癖だからこそ、診察中の口腔内の歯列の状態をよく観察し、診察台での待ち時間の様子を(保護者の方とドクターがお話している間の1人で放置されている時間など)しっかり私達も観させて頂きたいと思います☺️
舌癖は、日常生活の中で気づかないうちに歯の間から舌がでていたり、食べ物を飲み込む際に舌をつき出し、歯を押しだす癖のことをいいます。
この習癖も、開口の歯列不正が起きるまでは保護者の方や本人も気づきにくいものですので、診察時に口腔内の歯列の状態をよく観察し、舌の動きをチェックさせて頂きたいと思います💪🏻
こうやって見てみると「そういえば気になるな、、」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?🤔
口腔習癖は学童期になるまでに改善していれば、特に問題がないことが多いです☺️❗️
不安になり「今すぐにでも子供の癖を治したい💦」と思う方もいらっしゃると思いますが、生活習慣や心身の成長と共に、口腔習癖も自然となくなっていくこともありますので、私達も一緒に、じっくりと長期的にお子様の経過を診させて頂きたいと思います☺️
何か気になる事がある方は、何でもお気軽にご相談下さいね🦷✨