予防歯科プログラム

ヨーロッパ基準の治療プログラムで
むし歯・歯周病予防

むし歯や歯周病は治療後のメンテナンス(定期検診)がとても大切です。
歯科医院で定期的な予防管理を受けた人は80歳を超えたときに平均で20本以上の歯を残すことができるというデータがあります。
その一方、むし歯などの症状があるときにだけ歯科医院へ通院して、メンテナンスに行かなかった人の多くは歯を失っているという現実があります。
当院では、先進的なメンテナンス専用機器を用い、予防先進国である北欧基準に沿ったメンテナンスプログラムを採用しております。

充実のメンテナンス体制

充実ポイント①
~先進的なメンテナンス機器~

予防歯科の基本となる、お口の中の歯石やプラークの除去は超音波やエアーを使ったスケーラーという専用機器で行い、歯の表面についた着色は専用のブラシを用いて研磨することが多かったです。
しかし先進的な予防メンテナンスでは、水に溶ける細かいパウダーを使い、なかなか落ちない歯の着色汚れやバイオフィルムをきれいに短時間で取ることが可能になっています。
また、歯ぐきにも優しい刺激なので、歯周ポケット内にも使用することができ、歯周病の治療にとても効果があるエアアブレージョンという歯科専用の医療機器を採用しております。




先進的なメンテナンス機器(エアアブレージョン)を導入しております。

充実ポイント②
~完全個室でゆったりとメンテナンス~

メンテナンスをゆったりと受けていただくために、広い個室を用意しております。
丁寧なメンテナンスには時間がかかりますが、周りの目を気にすることなく落ち着いた雰囲気の中でお受けください。


完全個室の診療室でゆったりとメンテナンスを受けていただけます。

継続したメンテナンス(定期検診)を希望され、次回の予約を頂いた患者さんを優先的に先進的なメンテナンス機器と完全個室で対応させていただきます。

●歯科医院のかかり方と歯の本数

痛みなどの症状があるときだけ歯科医に診てもらっていた人は、80代になるとほぼすべての歯を失ってしまいます。
一方、定期的な予防管理を受けた人は、平均で20本以上の歯を残すことができています。一生自分の歯を残して使い続けるためには、「むし歯になってから」ではなく、「むし歯などの予防のために」歯医者に行くことが大切だとわかります。
むし歯や歯周病になってからではなく、むし歯や歯周病にならないために、歯科医院に通う習慣をつけていきましょう。

●各国の定期検診・クリーニング受診者の割合

むし歯が世界一少ないといわれているスウェーデンを始め、欧米などの先進国では、歯の定期検診と歯のクリーニングを受けるのが常識となっています。一方、日本では定期検診やクリーニングに通う人はわずか2%です。その結果、欧米などの先進国では80歳で平均17~20本も歯が残っていますが、日本では多くの高齢者が歯を失っています。

●残っている歯の本数と年間にかかる医療費

この表から、残っている歯が多いほど、全身にかかる医療費は少なくなっていることがわかります。歯を失うと、入れ歯を入れても噛む力は弱くなります。柔らかいものしか食べられないと、食生活が偏って、栄養不足になりがちです。また、噛む力が弱まれば、筋力が落ちて身体機能も低下しやすくなるのです。

かみなか歯科クリニック・メンテナンスプログラム

かみなか歯科クリニックのメンテナンスプログラムは8つのステップで構成されています。

  • ①まずお口の中をしっかりと診査いたします。
    ・歯肉の状況を確認します。
  • ②バイオフィルムのチェック
    ・視診や状況に応じて染め出しを行って、歯の表層部分のバイオフィルムを確認します。
  • ③患者さんの口腔内の状態をご説明します。
    ・今の歯肉や歯槽骨の状態についてわかりやすくご説明いたします。また、1人1人に最適な清掃方法や清掃用具をご提案します。
  • ④歯肉縁上・縁下のエアーフロー
    ・バイオフィルムや強固なステインを専用器具(エアーフロー)を用いて除去します。
  • ⑤歯肉縁下のペリオフロー
    ・歯周ポケットや歯間部、インプラント周囲のバイオフィルムを除去します。
  • ⑥ピエゾン
    ・エアフローでは除去できない、硬い歯石を除去します。
  • ⑦最終チェック
    ・バイオフィルムや歯石が完全に除去できたかを最終確認します。
  • ⑧定期検診のスケジュール設定
    ・今後のメンテナンスプログラムを患者さんと構築し、次回ご来院日を設定します。