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5月院内勉強会 小児の外傷について

2023年6月30日 カテゴリ:かみなか歯科クリニック 院内勉強会

こんにちは☺️
衛生士の有木です^^
5月のセミナーでは、小児の外傷について学びました。

【軟組織(唇や舌、皮膚)の外傷】
唾液で濡れている部分は傷は治りやすく、
乾燥している部分は傷が治りにくく、また傷痕が残りやすいという特徴があります。
治りを早くするために、一部縫ったりする事もあれば縫わない方が治った後の皮膚が綺麗な場合もあります。

子どもの外傷は、屋外だけではなく屋内でも起こる事故もあります🥺
それは!!
歯ブラシをくわえたまま、走ったり飛んだりして歯ブラシが口の中で刺さってしまう事故です!
1年で40件程ありまた、1歳〜2歳がその75%を占めています。
歯磨きは必ず座ってするようにしましょう🦷🪥

【硬組織(歯や骨)の外傷】
・歯の破折
・歯の脱臼
・骨折

歯を打ったあと、歯の色が変わってくることがあります。歯の色が黒く変色している場合は、神経が死んでいる可能性が高くなります。乳歯であれば、いずれ抜けますが、永久歯であれば、神経の治療を行う必要があるかもしれません。

転けたりぶつけたりして、歯が抜けてしまった場合は、コンビニかスーパーに牛乳を買いに行って、歯を浸けて下さい。
歯の折れ方や保存状態によっては、歯の破片を元の位置に戻せることがあるからです。
ただ、牛乳が手に入らないこともあるかと思いますので、そういった場合は、歯の破片をお口の中に含んでおいてください。(小さい子どもの場合は飲み込んでしまう恐れがあるのであまりおすすめは出来ません。😢)
歯が折れてしまったら、落ち着いて素早く歯医者さんを受診するようにして下さい。