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3月院内セミナー 歯根分岐部病変について

2019年4月4日 カテゴリ:かみなか歯科クリニック 院内勉強会

こんにちは!足立です‪( ˙꒳​˙ᐢ )

根分岐部病変について佐藤先生にセミナーを
していただきました\( ⍢ )/

根分岐部病変とは(੭ ᐕ))?

歯周病や歯髄疾患による
病変多根歯の根間中隔に波及した状態

解剖学的形態として大臼歯、奥歯には
根、歯の根っこが3根あります🦷
その部分が病変してしまうこと‪(ᯅ̈ )

2種類の分類方法があります‪⸜(*ˊᵕˋ* )⸝‬

Lindhe(リンデ)の根分岐部病変分類

1度
歯冠幅径の1/3以内にしかプローブを挿入できない状態

2度
歯冠幅径の1/3以上プローブを挿入できるが貫通はしない状態

3度
プローブが貫通する状態

Glickman(グリックマン)の根分岐部病変分類

1級
根分岐部に発生する初期の病変で、エックス線上では骨吸収像が確認できない状態

2級
根分岐部の歯槽骨吸収が存在し、プローブを挿入することはできるが貫通はしない状態

3級
根分岐部病変が進行し、プローブを挿入すると貫通はするが、周囲が歯肉で覆われている状態

4級
根分岐部が口腔内に露出しており、プローブが自由に貫通する状態

2種類の分類を元に診断し
処置内容を見極めます

リスクファクターとなるものを取り除くため
プラークコントロール
SRP(スケーリング・ルートプレーニング)
不敵クラウンの除去などを行い口腔内を清潔に保ちます。

そして患者様の口腔内の環境に合わせ
インフォームド・コンセントを大切に
歯を残せるように治療を選択します٩(ˊᗜˋ*)و

自分の歯でしっかり噛めるようになって
維持していくことが大切です!!
同じことを繰り返さないように日頃のセルフケア
取り切れない部分はプロフェッショナルケアで
お手伝いさせて頂きます‪(*ˊᵕˋ* )

重度になってしまっては選択肢が限られてしまう….
なにごと早期発見・早期処置が大切です( ー̀ωー́)゙

歯科検診、定期検診にぜひお越しください( ¨̮ )೨̣̥*♪