12月 院内セミナー 患者さんの気持ちをくみ取る
こんにちは!
受付助手の大平です。
冷え込む日が続いていますが、防寒対策をしっかりとして温かく過ごしてくださいね^ ^
今回は阪大病院から小林先生に来ていただき「モチベーション 誰でも使える実践心理学」についてお話ししていただきました!
みなさんは歯科医院における治療に意欲的ですか?初めて来院した時に望まない治療の要求や今までの生活習慣の大きな変化を求められたり、治療の選択肢を奪われてしまった場合治療に対するモチベーションはいかがですか?
このような心理的抵抗をあたえた問診や説明をしてしまうことで、患者さんが治療に対するモチベーションが下がり、完治する前に通院しなくなってしまうことにつながりますよね…
そこで患者さんに治療に対するモチベーションを高めて、意欲的に治療に来ていただくために、初診の時の対応、基本的な治療の時、定期検診時、メンテナンス時全てのタイミングで私たちは患者さんに寄り添うことが大切ということが分かりました!
モチベーションの構成は…
・導入:ポジティブな答えを得られるように導く。
→問診時にオープンクエスチョン(はい、いいえのみで返事のできない質問)をし、イメージしやすく肯定的な表現で終わるようにする。
・エデュケーション(教育):正しい知識を与え、肯定的なイメージで繰り返す。
→病気についてお話をして治療方法を提案します。その後に知識の確認を行っていきます。治療を行えば治るというポジティブなイメージを与えるような説明が大切になります。
・結果 説明:マイナスイメージのない言葉での説明。
→正常な数値や客観的な結果を伝え、治療を行えばきちんと治ることをきちんと説明することが大切です。
以上のような流れがモチベーションの構成になります。
ただし、強制的な説明は患者さんもマイナスイメージに繋がってしまうので、強制はせず患者さん自身が進んで治療に参加して頂くように説明していくことが大切です^ ^
スタッフ一同みなさんの悩みに寄り添いながら、治療に対するモチベーションを高められるよう、これからも関わっていけたらと思います!