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9月院内勉強会 ホワイトスポットについて

こんにちは✨
歯科衛生士の大西です🤗
9月の院内セミナーはホワイトスポットについてでした。

ホワイトスポットとは、歯の表面にできる白い斑点のことです。
病気の名前ではなく「見た目の呼び方」ですが、実はむし歯の初期や歯の質の問題と関係していることが多いのです。
ホワイトスポットができる原因はいくつか原因があります。

1. 初期むし歯
 歯の表面からミネラルが溶け出し、白く濁って見える状態です。

2. エナメル質形成不全(MIHなど)
 子どもの頃に永久歯が作られる過程で、エナメル質がしっかりできなかった場合に現れることがあります。

3. その他の要因
 栄養状態や体調、フッ素の使い方などが影響することもあります。

ブラウンスポットとの違い
ホワイトスポット → 白いシミ(初期むし歯や歯の質の問題)
ブラウンスポット → 茶色いシミ(色素沈着や再石灰化の跡)


どちらも見た目に影響しますが、原因や治療法が少し違います。

治療法について
ホワイトスポットの治療にはいくつかの選択肢があります。

🦷フッ素塗布
 初期の浅いものは再石灰化を促して改善できる場合があります。

🦷ホワイトニング
 歯全体を明るくして、白いシミを目立たなくします。

🦷レジン修復
 プラスチックの材料で部分的に修復します。

🦷マイクロアブレーション
 炭化ケイ素粒子を含む6.6%塩酸スラリーで研磨することで化学的、機械的な力によりホワイトスポットを消失させる。

🦷Icon(アイコン)治療
 最近注目されている方法です。
 歯をほとんど削らず、特別な樹脂を歯に浸透させて白い部分を目立たなくします。

「むし歯なの?」「見た目が気になるけど治せるの?」と心配な方は、ぜひ一度ご相談ください☺️

当院では患者さん一人ひとりに合わせて、ホワイトスポットの状態を確認し、最適な治療法をご提案しています。気になることがあればスタッフや院長にお声掛け下さい✨